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『予想通りに不合理』第3回「先延ばしはなぜ起こる?原因と改善策」【心理・ストレス・やめたい】

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予想通りに不合理:行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ』の要約第3回は『先延ばしの問題と自制心』について書いていきます!

先延ばし問題・大学生のレポートはなぜ締め切りギリギリに書かれるのか

予想通りに不合理:行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ』で、大学のレポート提出の実験が紹介されます。(筆者は大学教授です)

12週間の学期中、レポートを3回提出してもらいます。3回のレポートの出来で、成績が決まります。

そして1つ目のクラスの3つのレポート提出期限は「学生が決めて良い」というルールです。

「こういうことだ。今週中に、それぞれのレポートの締め切りをいつにするか決意表明してもらう。

いったん締め切りを決めたら変更はできない。

提出が遅れたレポートは、一日遅れるごとに成績を一パーセントさげるというペナルティを科す。

もちろん締め切り前に提出する場合はなんのペナルティもないが、どのレポートも学期の終わりにまとめて読むつもりだから、成績という意味では早く提出しても得になることはないはずだ」

(省略)

「いまの指示の動機づけだと、できるだけ締め切りを遅くするのが理にかなっていることになりませんか?」

「そえでもかまわないよ。それが理にかなっていると思うなら、ぜひそうしてくれ」

 

~『予想通りに不合理』より引用~

この指示の中、学生はレポート1は第●週に提出する、レポート2は第●週に提出する、と最初の講義に約束して日程を提出します。

 

3つのレポート全ての締め切りを、講義の最終週にすることもできます。

 

では、どんな締め切りを設定した学生が、成績が良かったのでしょうか?

締め切りをちゃんと分散させた生徒は成績が良く、最終日にまとめた生徒は成績が悪くなる傾向がありました。

最終日に3つのレポートの締め切りをまとめた生徒は、一夜漬けのような中身の薄いレポートの提出が多かったからです。

 

さらに実験は続きます。

他の2つのクラスには、3つのレポートの提出期限にそれぞれ違う条件が提示されます。

ふたつめのクラスでは、学期中はなんの締め切りもないと話した。

学生は学期の最後の講義までにレポートを提出すればいい。早めに提出してもいいが、もちろんそれで成績があがることはない。

(省略)

三つめのクラスは、独断的な扱いとでもいうべき待遇を受けた。わたしは、

三つのレポートに三つの締め切りを設け、それぞれ第四週、第八週、第十二週に提出するよう指示した。

 

~『予想通りに不合理』より引用~

この3つのクラスで1番成績が良かったのは……

1位 『強制的に3つの締め切りを設けられたクラス』

2位 『最初の講義で、自分たちでレポートの締め切りを決めたクラス』

3位(ビリ) 『学期末にすべてのレポートを出せば良いクラス』

 

という結果になりました!

この結果から何がわかるだろう。第一に、学生はたしかに先延ばしする(大ニュースだ)。

第二に、自由を厳しく制限する(等間隔に配置した締め切りを上から強制する)のが先延ばしにいちばん効果がある。

だが、最大の新発見は、学生に締め切りをあらかじめ決意表明できるようにするツールを与えるだけで、いい成績を取る助けになるということだ。

 

~『予想通りに不合理』より引用~

『夏休みの宿題が終わらない問題の解決法』締め切り間際にならずに完成させる方法・計画を立てる・締め切りを分散させる

では今回学んだことを生かして「夏休みの宿題をギリギリに慌てずに終わらせる方法」を考えていきましょう。

【自由研究・国語算数のドリル・社会科の問題集・工作・絵日記・プチトマトの観察日記……】

など10個ぐらいの宿題を、8月31日までに終わらせなければいけないとします。

 

まず大切なのは

「人間は先延ばしをしてしまいがちな生き物である」

ということを自覚することです。

 

よって、何も対策を立てないとドンドン先延ばしして、夏休み最終日間際に慌ててやることになります。

よって、まず夏休み初日に「計画を立てる」ことが大切です。

 

その際に、「締め切りを等間隔に分散させる」ことも重要です。

 

【8月第1週までに自由研究を終わらせる】

【8月第2週までに国語と算数のドリルを終わらせる】

 

という感じで、無理のないペースで自分で締め切りを分割して設定していきます。

計画を立てても、いきなり急な予定が入ったりして予定通りにいくわけないじゃん、と思う方もいるかもしれませんが……

 

予定通りに完璧に行かなくても、予定を立てることには意味があります!

 

特に大事なのは、予定が遅れていることに気付けることです。

 

例えば【8月第1週までに自由研究を終わらせる】と決めていたのに、予定が入って自由研究が終わっていなかったら、次の週に急いでやらないと間に合わないことになります。

つまり8月の中盤の時点で、危機感を持ててペースを加速させたりして対応することができます。

予定を全く立てていないとどうなるかというと、「まあ、最後のほうに飛ばせば間に合うだろ」といつまでもダラダラと先延ばしが延々と続くだけです。

大人になった社会人の方も、仕事の締め切りがある場合は同じ方法を使えますね!

・「人間は先延ばしをしてしまいがちな生き物である」と自覚する。

・初日に計画を立てて、締め切りを無理のないペースで分散させる。

・計画通りにいかなくても、計画を立てて近づけることに意味がある。

『予想通りに不合理:行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ』感想・要約まとめ・おとり選択・無料の力

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