『スマホ脳』アンデシュハンセン著の要約と感想を書いていきます!
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『スマホ脳』アンデシュハンセン著・要約・書評・レビュー・SNSが時間を奪うテクニック・ランダムの報酬に人間は喜びを感じる・改善方法は運動・新書・要点『世界一受けたい授業』でも話題に!
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『スマホ脳』に書いてある内容はシンプルで、
・スマホを使う時間が長くなればなるほど、不幸になるデータが出ている
・スマホがどれぐらいヤバイかというと、著者の母国のスウェーデンでは大人の9人に1人が抗うつ剤を使用している
(病気になる人の件数は、スマホが普及したのと同じ時期に増え始めた)
・スマホを使う時間を減らして運動をすれば、スマホ脳は改善され今よりも幸せになれる
大雑把に言うと、これだけですね。
この文章を読んですぐ「じゃあスマホ見るのは最低限にしよ!」と実行できる人は、それでOKです。
ただ、どれだけスマホが危険なのかとか、なぜ人はスマホやSNSにこんなに時間を使ってしまうのか、というカラクリを知りたい人は『スマホ脳』を読んでみることをおすすめします。
本に書いてあった例を、1つだけ紹介します。
SNSは人間の興奮する作用をうまく利用している、と著者のアンデシュハンセンさんは言います。
人は、かもしれないという「期待」にもっとも興奮して、報酬中枢が駆り立てられます。
絶対もらえる報酬よりも、ときどきランダムにもらえる報酬に喜びを感じるんですね。
たとえばSNSだったら
「コメントきてる?いいねきてる?どっち?どっち?どっち?」
というランダム性に人は興奮します。
だから何度も何度も、SNSをチェックして時間を使ってしまいます。
スマホを使えば使うほど、睡眠時間や運動時間が減り、目の前の人と向き合う時間も減り、読書の時間も自分の頭で考える時間も減り、嫉妬や自己嫌悪の感情が浮かび、不幸になってしまう傾向があります。
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『スマホ脳』感想・他人のSNS投稿に嫉妬する無意味さ・盛る文化の若者たち

SNSに関して印象に残っている出来事があって数年前になるんですけど、雰囲気の良い店で男友達と2人でご飯を食べてたんですね。
僕らの前のソファ席に、10人位の若い男女のグループがいました。
合コンだかなんだか分からないんですけどそこまで仲が良くはないらしくて、それぞれスマホとかいじって全然盛り上がってなかったんですね。
で、若者グループが最後に写真を撮ろうってなって、その瞬間ですよ。
「イェーイ!!」
みたいにみんなで盛り上がりだして、笑顔でポーズを取ったりして写真を撮るんです。
必死に楽しい雰囲気を演出してるんですよ!
「ああ、こういう写真をSNSにアップしてるんだろうなあ……」
と、僕はたまたまSNSの闇というか裏側を垣間見てしまったんですね。
InstagramとかFacebookの写真って、ほとんどがこんな感じで盛ってるパターンなんですよ。
楽しそうに見えて、現場は全然盛り上がってないとかザラにあると思います。
だから他人のSNSの投稿を観て嫉妬するというのは、本当に無駄というか無意味だと思いますね。
蜃気楼に浮かぶオアシスに、嫉妬しているようなものですから。
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